小さな門

WP 画像最適化プラグイン EWWW Image Optimizer

WordPressで作成したサイトは重いという声はよく耳にします。その解決策の1つに
画像を圧縮しレスポンスを良くするという方法があります。そのためのプラグインを
紹介します。優れものです。

このプラグインは、既にメディアライブラリに登録した画像に対しても一括圧縮操作が
できます。設定その後に登録する画像に対してはその都度、自動で圧縮がかかります。

先ず、管理画面のプラグインからインストール、有効化を行い、設定を行います。
その後、既に登録してあるメディアライブラリの画像、テンプレートの画像に対し
一括圧縮を実行します。

【インストール・設定・操作方法】

1)管理画面ー>設定ー>EWWW Image Optimizer
  「EWWW Image Optimizer」の設定画面は4つのタグ画面となっています。
 

1.Cloud Settings
  ここの設定は、有料オプションの設定なので触りません。

2.Basic Settings
  ここでは、デフォルトで既に「Remove metadata」にチェックが
  入っていると思いますが、もしチェックされていなければチェック
  してください。

 「Remove metadata」は、撮影したときの日時や場所などの
  情報(=EXIF情報)を削除する設定です。

 

   設定・変更したら最下部左の【Save Changes】をクリックし保存する。
 

3.Advanced Settings
 「optipng optimization level」に「Level 2:8trials」を
  選択する。また、「disable pngout」にチェックを入れる。

 「optipng optimization level」は、PNG圧縮のレベル設定で、
  8回圧縮します。やりすぎると画質が落ちます注意してください。
 「disable pngout」のチェックはデフォルトで入っているかもしれ
  ません。この機能は使用しません。
 

   設定・変更したら最下部左の【Save Changes】をクリックし保存する。

(4)Conversion Settings

   ここでは「Hide Conversion Links」にチェックを入れます。
 

「Hide Conversion Links」の機能は使用しません。 設定・実行後
 メディアライブラリーの画像一覧に下のような「PNGからJPGへ変換」
 というような表示が出ますが、この機能を使用することはないと
 思います。表示しないようにする。


   設定・変更したら最下部左の【Save Changes】をクリックし保存する。
 
   上記以外の項目は、デフォルト設定のままでOK。
 
 
2)既に登録済みの画像の一括圧縮(最適化)を実行します。
  管理画面ー>メディアー>Bulk Optimize を開く。

1.先ず 【Import images】でメディアライブラリを読み込む。

処理終了後、一旦ブラウザーの更新をかけると、下の画面に変わります。

2.次に Optimize Media Libraryの【Start Optimize】で
 最適化を行う。これはメディアライブラリの画像を一括圧縮します。

3.次に Optimize Everything Else【Scan and optimize】で最適化を行う。
 これは、テーマ画像などが一括圧縮されます。

以上、で終了。尚、今後メディアライブラリに画像登録する都度、最適化が自動で行われます。

※ライブラリを開き、画像一覧から個別に最適化も可能である。
 

その他に、プラグインを使用しないで画像単体で圧縮(最適化)したものをWordPressにアップロードする場合に便利な、オンラインの画像圧縮サイト(無料)を2サイト紹介します。

・ 『 TinyPNG 』
PNG画像のみ対象で圧縮する。
オンラインツール サイト : https://tinypng.com/

・ 『compressor.io』
jpg,gif,png,svg画像の4種類対応で圧縮可能。
オンラインツール サイト : https://compressor.io/
元の画質をキープできる可逆圧縮(Lossless)と、圧縮率重視の
非可逆圧縮(Lossy)を選択することが可能。

試してみてください。私の場合、かなりのレスポンス改善となりました。 試す場合、全て自己責任でお願いします。
  
 
 

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